境界線がバグった日

ちょっと面白いような、不思議な出来事が続きました。いろんな人が入れ替わり立ち替わり、至近距離に入ってくるのです。

釣りが趣味の夫、マサくんの話です。夜、仕事の後にマサくんが川でルアー釣りをしていると、クルド系の男性二人が、釣りをしているところをじっと観察していました。魚が釣れると、後ろの男性たちはオオ!と歓声をあげ、拍手して何か言っています。マサくんがびっくりして振り返ると、男性の一人がやってきて、携帯の翻訳機能で「その魚をもらえますか?」と聞いてきました。OK、と魚を渡すと、また携帯で「この魚はどうやって料理したらいいですか?」と聞いてきます。

マサくんは携帯を使わず、「バターで炒めるんだよ」と手振り身振りとカタコト英語で伝えます。その男性は誰かに電話した後、自分も釣りをやりたいらしく、「あなたは明日も来ますか?」と聞いてきたりします。後から電話で呼ばれてきたクルド系のもう一人の男性と合わせて、両サイドと後ろに至近距離で3人に囲まれ、竿を振りづらくなってしまいました。そこで「危ないから少し下がってね」とジェスチャーで伝えると、「見ててもいいですか?」と聞くので、もちろんOKと答えます。男性たちは少し後ろから、しばらくマサくんの釣りを観察したのち、魚を持って帰っていきました。

そしてその後しばらくすると、日本人男性が来て、「隣いいですか?」と挨拶をしてくれます。どうぞ、と返し、その男性は5mほどの距離で釣りを始めます。するとその後に、今度はヨーロッパ系の金髪の男性が来て、何も言わずにその5mの真ん中に入り、釣りを始めました。キャストする時に近くに人がいるとやりづらくなるらしく、マサくんは少し離れた場所に移動しました。

この日は牡羊座初期度数付近に海王星、水星、火星、土星、さらに月も近くにありました。この惑星たちの対角に、夫マサくんの天秤座・5ハウスの月があります。5ハウスはひとり遊び。対角にある惑星たちは、マサくんの釣りを11ハウスという上下関係のないフラットな対人関係の場所から眺め、出たり入ったりします。

海王星は海外や境界のあいまいさを象徴するため、外国人のイメージとも重なります。水星は好奇心が強く親しみやすい人、子供の象徴でもあります。火星は状況に臆せず大胆に行動する人。土星は少しストレスをかけてくる相手でもあります。マサくんの天秤座の月に対して、いつもの対人関係とは違うパターンのものが、突然目の前に牡羊座の天体の象徴として現れます。海王星的なもの、水星的なもの、火星的なもの、土星的なものが混ざり合い、さまざまな状況をつくりあげ、それを体験します。

牡羊座初期というのは、人とのかかわり方がまだ未発達な場所なので、コミュニケーションもたどたどしく試行錯誤的です。相手との距離の取り方も、どのくらいが適切なのか分からず、その社会の常識的なマナーや行動にもまだ慣れていないため、周囲を驚かせたりします。

この翌日は週末で、私たちは4月なのに初夏のような気持ちの良い日差しの公園でピクニックをしていました。UFOを呼ぶアンテナで空の写真を撮って遊んでいたのですが、すぐ後ろに南米の大ファミリーが来て、同じようにピクニックを始めました。体と顔の向きさえ違えば、その団体の知り合いに見えたかもしれません。昨日からの一連の流れで、なんだか境界線がバグっているな~とニヤニヤしてしまいました。このまま地球と宇宙の境界線をも溶かして、宇宙人に会えないかなあ?なんで考えながら、帰りも空の写真を撮りながら歩いていたのですが、なんだかUFOのようなものが!?写っています。鳥かな?いや、やっぱりUFOだと思いたい。境界線を越えてくるものが宇宙人なら、Welcome!!

この記事を書いていたら、携帯が鳴りました。
マサくん「あの2人がまた来てるよ!」
わたし 「おさかな美味しかった?って聞いといて(笑)」

なんだか、境界線がゆるんだまま、世界が少し近くなったような気がして、ほのぼのしてしまいました。

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